🌈ほんとの私に、おかえり！DAY2：「すべき思考」を手放すと、心が軽くなる🫧

🌈「ほんとの私」に、おかえりなさい

前回の投稿では、思考の歪み【全か無の思考】についてやさしく見つめてきました。

➤ 前回の投稿はこちら：
🌈 DAY1：完璧じゃない私も、ちゃんと進んでる👣
👉 https://cocotama-uchubin.com/?p=58

今日はその続きとして、「すべき思考」に光を当てていきたいと思います🕊️

Day2：日本人に多い？「すべき思考」ってなんだろう？

今回のテーマは、《すべき思考》。

これはその名の通り、
「〇〇すべき！」「〇〇であるべき！」と、
自分にも他人にも“すべき”を求めてしまう考え方のことです。

私自身、この「すべき思考」がかなり強いほうだと感じています。
そして、勝手なイメージかもしれませんが…
これは日本人に特に多い傾向では？とも感じていました（後ほどその理由にも触れます）。

では、実際にどんな場面でこの思考が顔を出すのか、
“あるある”をいくつかご紹介しますね。

🧠「すべき思考」あるある5選（集団主義編）

☝️「迷惑をかけるべきじゃない」

例：子どもが騒いだらすぐ謝らなきゃ
→ 「他人に迷惑＝親として失格」と感じてしまう
🔍「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」が口癖になっている人も多いかも…

☝️「空気は読むべき」

例：本当はNOだけど“とりあえず同調”
→ 周囲に合わせないと“浮く”＝ダメと思いやすい
🔍YESマンや無理な笑顔も、この“べき”の延長線にあることが多いです。

☝️「協調性を持つべき」

例：グループ行動で自分の意見を主張しにくい
→ 「みんなの輪」を優先するのが“良い人”という思い込み
🔍「協調性がない人」は人格的にNG、みたいな刷り込みもありますよね…

☝️「空気を乱す発言はすべきでない」

例：本当は違和感があるけど会議では黙る
→ 発言した後で「あれ余計だったかな…」と自己反省モードに
🔍“波風を立てること＝悪”という思い込みが根強いです。

☝️「自分より周囲を優先すべき」

例：自分の予定より家族や職場を優先して当然
→ 自分の欲を抑えることが“思いやり”だと感じてしまう
🔍“我慢強さが評価される”社会だからこその思考パターン。

いかがでしたか？

「いやいや、これ普通じゃない？」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんし、
逆に「こういうことに、ずっと苦しさを感じてきた…」という方もいるかもしれません。

🇯🇵なぜ日本人に「べき思考」が多いの？

さきほど「日本人に多い印象がある」と書きましたが、
実は心理学や文化人類学の視点から見ても、これはよく指摘されていることです。

その背景には、こんな文化的・社会的な特徴があると言われています。

🇯🇵 集団主義（和を乱さない文化）

「周りと同じように」「空気を読む」が美徳とされる社会
→ 「○○すべき（でないと迷惑）」という思考が育ちやすい

🇯🇵 恥の文化

「罪」より「恥」によって行動を抑える傾向
→ 「どう見られるか」が行動の軸になりやすい
→ 外側からの評価が、自分の価値と直結しやすくなる

🇯🇵 教育の影響

「ちゃんと座るべき」「言われたことを守るべき」「目立ちすぎてはいけない」
→ “正解のある世界”で育つことで、正しさ＝生きるルールになる

🇯🇵 あいまいなルール社会

明文化されていない“なんとなくのマナー”が多い
→ 正解はないのに「こうあるべき」と感じてしまう空気の圧

🌍 ちなみに欧米では？

個人主義が強め → 「私はこうしたい」や「違っていてもOK」がベースにあります。

☁️「すべき思考」がもたらす5つのデメリット

「すべき」が完全に悪いわけではないけれど、
それに“縛られすぎる”と、こんな苦しさが生まれやすくなります。

🌀 自分を抑え込みすぎて、苦しくなる

• 本音より“正しさ”を優先してしまう
• 「私は本当はどうしたいのか？」が分からなくなる
• いつも演じているような疲れを感じる

🌀 周りにも「すべき」を求めてしまう

• 「私だって我慢してるのに…」という思いが芽生えやすい
• 他人が自分の“べき”に従ってくれないと、怒りや悲しみに変わることも

🌀 思考の視野が狭くなる

• 柔軟な発想や選択肢が見えにくくなる
• 「ねばならない」に縛られ、余裕や遊び心を失いやすくなる

🌀 自分の価値を「成果」や「他人の評価」に預けやすくなる

• 「ちゃんとできた＝価値がある」と思い込みやすい
• 自分にOKが出せず、自己肯定感が下がりやすい

🌀「やりたい」が分からなくなる

• 「こうすべき」ばかりで動くと、本音が見えなくなる
• 気づいたら「私って何が好きだったっけ？」という状態に

☀️じゃあ、「すべき思考」は悪なの？

実はそんなこともありません。
「すべき」が働くことには、メリットもあるのです（ただし縛られていないなら👌）

🥕 社会の秩序や安全を保つ

→ 例：「信号は守るべき」「人に迷惑をかけるべきではない」

🥕 自分を律する力になる

→ 例：「健康のために運動すべき」「明日は早起きすべき」

🥕 他者へのやさしさにつながることもある

→ 例：「お年寄りには席を譲るべき」「困っている人に手を貸すべき」

🥕 子どもの頃は“道しるべ”になる

→ 例：「宿題はすべき」「挨拶はすべき」など、社会生活の準備として

🌱大切なのは「今、縛られていないか」に気づくこと

「すべき」は完全な悪者じゃない。
でも、それに縛られて苦しくなっているなら、
そっと立ち止まってみていいんです。

「すべきだからやる」
⇨ 「したいからやる」

この変化は、ほんとうに小さな意識の違いかもしれないけど、
心の軽さはまったく違います。

🗣️ ”すべき”に飲み込まれたときの”ここたま”自己対話

💬「気づかないうちに”すべき”に飲み込まれているな」
そんな時、私はこんなふうに心の中で問いかけるようにしています。

• 「”すべき”って誰が決めたんだろう？」
• 「私はどうしたいかな？」
• 「”すべき”に囚われたとき、どう反応する？」
• 「私は選んでいいんだよ。」
• 「私の選択を、”ちゃんと自分で受け止められるか”を大切にしよう」

“すべき”に囚われたときこそ、
自分に問いかけてあげたい言葉たちです。
少し厳しい言葉も混ざっているけれど、
それは、私が「自分の意思で動いていたい」と思っているから。
やさしくも、しなやかに。そんな想いをこめて問いかけています。

💖 さいごに：すべき思考を手放すあなたへ

私は長い間、“ちゃんとしてる人”でいようとしてきました。
そうである“べき”だと思っていたからです。

でも今、私は手放そうと決めました。

💌 ”ここたま”からあなたへ

すべきに従わなくても、あなたの価値が下がることはありません。
あなたは、あなたであることが、それだけで素晴らしいんです。

あなたが、本当の自分を取り戻したとき、
きっと「すべき」から「したい」に変わっていると思う。

ずっと頑張ってきたよね。
よくここまで来たよ。
でももう、手放していいんだよ。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました🌸
次回は「一般化のしすぎ」について投稿します！

あなたの未来は明るいよ🔆
あなたは無限の可能性を持っている。
そんな唯一無二の素晴らしいあなたを、
“ここたま”は、いつも心から応援しています📣！